人類はミネラル成分から生まれた星の子ども・・・
地球上で初めて誕生した生命は海のミネラル成分からです。
進化していく過程で陸に上がった生物は海水と同じミネラルを保持していました。
人間の汗、涙、血液には塩分、すなわちナトリウムが多く含まれているのもそのためです。
では、鉱物や無機物としてのミネラルについて考えて見ましょう。
鉱物というと岩や金属をイメージしますが、元素同士が核融合して燃え残ったものが鉱物となります。
元素とはこれ以上分解できないもっとも基本的かつ簡単な構成要素のことです。
無機物とは有機物ではない物質です。
太陽や地球も長い時間をかけてさまざまな元素物質から複雑な鉱物へと進化しながら誕生した天体です。
地球上では、激しい温度変化や宇宙からの放射線などの影響を受けながらさまざまな化学反応が起こり
徐々に高分子化された有機物へと進化し、生命誕生の材料となるアミノ酸、蛋白質、核酸などを生み出しました。
いうなれば、人類はミネラル成分から生まれた星の子どもといっても過言ではありません。
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